うがいが風邪に効果があるというエビデンスはありません。
喉を乾燥から守り潤すという目的です。
厚生労働省のHPやパンフレットからも、それまで記載されていたインフルエンザ予防から「うがい」が外されました。
「うがいはインフルエンザを予防する効果があるというエビデンス(科学的根拠)がなかったからです」とのようです。
WHOやCDCにもうがいは書いてありません。
海外の人はガラガラうがいを知らない人もいるようです。
首相官邸HPにも
「うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」と書かれています。
自己責任の上で、やってもやらなくてもいいと思います。
ですが・・・
厚生労働省のHPでは、コロナウイルスでは『うがい』と書いてあります。
新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項
(日本環境感染学会とりまとめ)
感染症対策の第一人者であります
東北医科薬科大学 医学部 感染症学教室 特任教授
賀来 満夫先生もテレビではうがいについて推奨しています。
何を信じたらいいのか分かりませんので、ご自分で対策を見極めてください。
うがいはした方はいいと思いますが、どんな物を使ってうがいをするかがポイントだと思います。
●イソジンの効果はウソ?うがいをしても風邪の予防にならないよ!!
●カゼの予防には、うがい薬は「使わない」ほうが良いらしいって、知っていました?
メントールやアルコールを含んだ市販のうがい薬は刺激が強く、口の乾燥を促進してしまうため、使用は避けてください。
宮城県では
県のホームページをはじめ村井知事は『うがい』と言っています。
●宮城県
また、仙台市をはじめ様々な自治体でうがいと書いてありますので、当団体でもうがいについて掲載致しますが、出来る限りの事をするのは良いと思いますが、何を使ってうがいをするのかがポイントだと思います。
●仙台市
上気道の症状が出てしまうので、水分摂取をして粘膜を守ることと、気道の粘膜の繊毛を守ることが大切のようです。
また、発熱してしまうと脱水の心配もあるので、十分に水分を摂取しておきましょう。
細胞内に侵入するまでに最速20分のようですので、20分おきに水分補給をするといいようです。
どんな方法でもいいので、喉を潤すことを意識するといいですね。
ウイルスは胃酸に弱いために、喉のウイルスは胃に入ってもらえれば、胃酸でウイルスが死んでくれるようです。
(目や鼻から侵入するウイルスには効果はありません。)
ウイルスは熱には弱いですが、20℃台では体温よりも低いので意味がありません。
物の消毒に煮沸消毒は有効のようです。
衣類や寝具も、80℃以上のお湯に10分以上浸水してから、普通に洗濯をすると効果はあるようですが、石けんで洗えば十分のようです。
うがいをするとしたら、このような物で十分のようです。
【食塩水】
●塩うがいの万能な効果とは?インフルエンザ、風邪、口臭にも効く!
お茶でうがいをする場合は、茶渋が歯に付く可能性があるので、歯みがきの前にするといいですね。
【緑茶】
【紅茶】
●風邪の予防に「紅茶でうがい」が効果的?!じゃあ緑茶はダメなの??追記あり
但し、緑茶や紅茶は陰性であり、農薬やカフェインの問題もあるので、発酵してある『三年番茶』がオススメです。
【三年番茶】
農薬を使わないで育てた物を選ぶといいですね。
お茶の種類が分からない方はこちらをどうぞ。
●緑茶、紅茶、ほうじ茶、三年番茶、のどがイガイガする時、からだを冷やさないお茶とは
【梅酢】 梅酢を薄めて口腔スプレーとして使うのもいいですね。
ウイルスの増殖が100分の1に抑えられる「抗ウイルス作用」が確認されました。
梅酢ポリフェノールとインフルエンザウイルスを体温に近い30度で5分間保温する試験では、感染性ウイルスの量が1000分の1に減るという、優れた「ウイルス不活性(消毒)作用」が認められた。
細胞への障害作用は極めて低く、ウイルスに対する有用な作用がありながら、安全性も高いことが分かった。
田辺市とJA紀南は今年4月に「抗ウイルス物質及びこれを含む医薬等」として特許出願しております。
今後、消毒薬やうがい薬、抗ウイルス食品などの開発をめざし、特産の梅の振興につなげるそうです。
●JA紀南
●梅酢うがいが効果的!インフルエンザ予防や虫歯対策におすすめ
【アロエ】
医者いらずと言われ、アロエベラは民間療法で使われてきました。
抗菌作用、抗炎症作用、抗酸化作用、自然免疫を活性化させる働きについて研究されています。
※妊娠中の摂取は控えましょう
アロエベラに含まれるアロインという成分は、便秘に良いという成分であり、またアロエエモジン、アロインは、子宮への刺激を与えてしまう恐れがあります。
妊娠中に摂取してしまうと、悪影響がある恐れがあるため、アロエベラの摂取は控えた方がいいようです。
【重曹】
虫歯予防やホワイトニング効果もあるようです。
その他、重層には様々な可能性が証明されて来ています。
【プロポリスとオリーブ】
その他、はちみつでうがいをする方もいるようです。
重曹、番茶、梅酢など様々なもので出来ます。
要注意!
水道水での鼻うがいはやらないでください。
有害物質を無害に変換する、植物が自然界で生き抜くために自ら作り出した物質ポリフェノールが含まれています。
前 岡山大学病院 小児歯科 講師
国立モンゴル医科大学 客員教授
岡崎 好秀
●マンガ
マンガでの説明などとても分かりやすいです。
インフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出すため、口腔内を不潔にしているとイ ンフルエンザに感染しやすくなり、歯周病による炎症もウイルス感染を促進させます。
●適切な歯みがきと口腔ケアで インフルエンザを予防しましょう‼
東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏による研究結果では、歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは、ご自分で口腔ケアをしたグループに比べ口腔内の細菌数が減り、プロテアーゼとノイラミニダーゼのはたらきが低下していることがわかりました。
インフルエンザの発症率が、10分の1になったとの報告があります。
これらの情報は、1つの参考にして頂いて、ご自分で判断してください。
当団体では責任を負えませんので、ご自分で調べて正しい情報を得て、自分に合った方法を見つけるしかありません。
そして、大切な事は万が一発症したとしても、誰のせいでもありません。
もちろんこちらに書いてある事はほんの一部です。
対策も人によって合う方法は違います。
何が正しい・間違えているというのではなくて、自分に合った方法を見つける事が大切です。
自己責任・自己防衛ですので、最大限の努力をして行きましょう。
少しでも早く終息を願って、元気にお会い出来る日を楽しみに待っています。