(宮城県ゆずりあい駐車場利用制度についてより)
宮城県ゆずりあい駐車場利用制度チラシ
制度について詳しくは → コチラ
化学物質過敏症の人は、車椅子や杖を使用している方なら見た目で歩行困難というのが分かりますが、ほとんどの方は独歩なので外見からは分かりません。
また、体調の良い時は歩くのもいいのですが、体調が悪いときは歩行困難な時もあったりします。
また、化学物質に反応して突然体調が悪くなると、脱力感になって歩けなくなってしまう方もいます。
公共施設や商業施設には、障害のある方など歩行が困難な方のために障害者等用駐車区画が設置されています。
しかし、対象者以外の方が利用して、本当に必要としている方が利用できないことがあります。
診断を受けた数年前に、県庁に問い合わせをしました。
「障害者手帳を持っていないのですが、病気で体調が悪くて歩けない時に障害者の駐車場に停めても良いのでしょうか?」
「許可制ではないので、ごのような時は停めていいのですよ」
と言って頂いたのですが、やはり車いすなどでないと停めにくいのは実情です。
ヘルプマークを持っていても、ヘルプマーク自体がまだまだ知られていません。
こうした状況の解消を目指し、宮城県では平成30年9月3日から「宮城県ゆずりあい駐車場利用制度」を開始しました。
パーキングパーミット制度の1つで、各都道府県毎に全国に広がっています。
化学物質過敏症の場合は、医師の診断書をもらう必要があります。
「歩行が困難」という内容の診断書を提出することによって、認定を受ける事が出来ます。
宮城県ゆずりあい駐車場利用制度チラシ
制度について詳しくは → コチラ
ヘルプマークについては → コチラ
国土交通省
パーキング・パーミット制度事例集を作成しました!!
~障害者等用駐車区画の適正利用を促進~
パーキング・パーミット制度事例集は → コチラ