予防と対策(消毒編)


化学物質過敏症の方は、消毒薬に反応してしまう方が多くいます。

消毒薬によって体調が悪くなってしまいます。

 

なんともなくても、消毒薬を使われる事によって突然咳が出て喘息発作のようになったり、めまいや頭痛などから頭が回らなくなったり、脱力感になってしばらく寝込んでしまったり・・・。

至る所で色んな方に消毒薬を使われてしまうと、逃げ場が無くなって苦しくなってしまいます・・・。

 

そして、現在は健康な方も免疫力が低下してしまったり、喘息やCOPDの原因になってしまう可能性もありますので、適正利用が大切です。

身体に安全・安心な良質の素材の物を最低限で使用しましょう。

 

そして、菌とウイルスは違います。

消毒と滅菌も違います。

消毒薬はお浄めの塩とは違います。

 

ただ無暗に消毒をしたり、抗菌剤、除菌剤などを使用するのではなく、それらによるリスクを知る事も大切ですね。

特に、小さなお子さんのいるご家庭では、無菌状態での子育てによるお子さんへの影響も考えて頂きたいです。

 


消毒について

化学物質過敏症は、発症してしまうと、一般の方では何ともない極微量の化学物質に反応して体調が悪くなってしまいます。

消毒薬に反応して体調が悪くなってしまう方も多くいます。

会場に設置してある消毒液を使われてしまうと、他の方が使用した消毒薬によって、化学物質過敏症の方は体調が悪くなってしまいます。

 

消毒に使われている物は様々な種類があります。

エタノール系(アルコール系)、塩素系、ヒビテン、イソジン、オキシドールなど。

 

一般的に手指消毒に使用されるのは、エタノール系が多いかと思います。

また、物品に対しては塩素系が多いかと思います。

 

例えば飲用するエタノールでも、口から入るのと呼吸から入るのでは影響が全く違います。

お酒が飲める方でも、呼吸から入るのは肝臓を通らずに脳へ行くために解毒されません。

お酒は大好きでも消毒薬に反応する方も多くいます。

余談ですが・・・

お酒でも、種類によって飲めるお酒と飲めないお酒もあります。

 

こちらもご参考にしてください。

発症原因

身の回りの化学物質とは?

 


症状について

手荒れなどの接触性の異常はアレルギーですが、化学物質過敏症は非接触性です。

触らなくても、化学物質が揮発した空気を呼吸から吸入する事によって、脳へ影響が出たり、肺に入って呼吸器系の症状が出たり、血液に入り全身に行き届くために全身症状が出たりします。

反応する物、過敏度、症状、重症度は人によって全く違います。

めまい、頭痛、平衡感覚の障害、吐き気や嘔吐、呼吸困難、意識低下、喘息発作、眠気、思考力低下、記憶力低下、焦点が合わない、聴力低下など症状は様々です。

 

※報道などでは、取材対象者のご意見を報道している物もありますので、正しい情報を得てください。

 

こちらもご参考にしてください。 → 症状

 


当事者が伝えると被害妄想と捉える方もいます。

当事者はそのような無理解に苦しんでしまいます。

以下の様々な方々の見解をご覧ください。

 

また、化学物質過敏症を発症している方がつらいというだけではないという事です。

一般の方であっても、化学物質過敏症を発症してしまう恐れもあります。

それだけでなく、免疫力が低下したら、どの様な病気でも発症する恐れはあります。

だからこそ、予防をして頂きたいです。

 

そしてさらに、子どもたちは自分で決めてはいけないような教育をされてしまいます。

親や先生に教えられた事をきちんとしないと怒られてしまいます。

周りのお友達からもマイナスに評価されてしまいます。

 

例え正しいことであっても、周りの大人が知らないと、子どもたちは大人の犠牲になってしまいます。

周りの大人がどのように教えるのか?とても大切ですね。

外で土に触れて汚して遊んで、免疫力を高めて元気に育つ事を絶たせないでほしいです。

消毒という習慣で、そのような事を見失わないようにして頂きたいです。

 


様々な報道について


COPDの最大の原因はタバコよりも漂白剤と消毒薬のようです

COPD (慢性閉塞性肺疾患)とは?
昔の慢性気管支炎、肺気腫などの事です。

 

「タバコではない」 : 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であることが判明。第四級アンモニウム塩を含む除菌製品が私たちの社会を破壊する

米看護師健康研究(NHS)データで示す、消毒剤のCOPDリスク

 

ファブ〇ーズなどに使われている・・・
除菌成分「Quat」
(第四級アンモニウム塩)
週に1回以上、消毒剤(漂白剤)を使用した場合、慢性閉塞性肺疾患を発症するリスクが最大32%増加する可能性があることがわかったそうです。

また、このような事が以前から言われていましたが、ご存知でしょうか?
http://www.mynewsjapan.com/reports/2216
http://www.kinyobi.co.jp/.../%E9%99%A4%E8%8F%8C%E6%88%90.../

 

掃除用洗剤の長期的使用が肺機能低下原因になる
主婦のみなさーん。
合成洗剤で日々お掃除をすると・・・
肺機能には毎日タバコ一箱(およそ20本)を吸った場合と同程度の低下になるそうです。

 


このような事例もあります

●消毒薬によって化学物質過敏症を発症した事例です。
社団法人N会化学物質過敏症事件
(でも、裁判で勝つのはとても困難です。)

 

当団体では、どのような内容でも裁判はオススメしておりません。

おそらくこちらは終了していないと思われます。

裁判に対して何年もの年数をかけるのであれば、治す方向に頑張って頂きたいです。

 

だからこそ、発症していない方には、発症をしないように予防をして頂きたいです。

 

●死亡事故も発生しているようです。
手指消毒剤の飲用で死者も 米CDCが警告

 


過剰過ぎるコロナ対策

世界中で拡大する大規模な消毒剤の空中散布や、日常的な手の過剰殺菌により、いよいよ人類の健康状況は終末の局面に至ると予測される
(2020年4月19日)
消毒薬や抗菌剤を使用している全ての人に読んで頂きたい内容です。
薬理学の授業で1番最初に習ったのは、
『薬=毒』と習いました。
三重大学の今井教授のお言葉も掲載されています。

 

消毒はせっけんでOK、漂白剤よりいい理由とは、新型コロナ対策
(2020年3月23日)
「漂白剤の使用は「ハエを叩くのにこん棒を使うようなものです」と英ケンブリッジ大学のウイルス学者ジェーン・グレートレクス氏は話す。そのうえ、漂白剤は金属を腐食するし、吸い込み続ければ呼吸器系の健康問題につながる恐れもある。」
と書いてあります。

 

nite発表情報
(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)

(令和2年6月26日, 7月7日)
新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告をとりまとめました。
~物品への消毒に活用できます~

経済産業省情報
新型コロナウイルスに有効な消毒・除菌方法(一覧)
(令和2年7月6日)

 

コロナ除菌液噴霧 健康に懸念 厚労省「推奨されない手法は不適切」 スポーツ大会・イベントで相次ぐ
(2020年12月1日 産経新聞)

 

「肺に白い影」医師も驚愕…原因はまさかの“過剰コロナ対策”


医師の見解や対応

日医ニュース(こちらは医療機関に貼られているものです。)
(2018年10月 日本医師会)

 

化学物質過敏症における環境要因の影響
(水城まさみ医師)

 

●新型コロナウイルス感染症が呼吸器の病気に及ぼす影響
消毒液の吸入による発作に注意
医学博士 三島 渉(横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)

アルコール消毒で苦しくなる理由
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック

プールと喘息発作 : 消毒薬 次亜塩素酸ナトリウムとの関係について

 当団体代表の佐々木も、子供の頃は水泳を習っていたので、泳ぐのが好きでした。

 でも、ジムのプールに行くと体調が悪くなり、血圧が下がりめまい・ふらつき・脱力感で血圧が70を切る事も・・・。

 プールの水に触れなくても、プールに行くだけで、最後はジムの建物に入るだけで症状が出るようになってしまい、現在では全く行けなくなってしまいました。

 消毒をするというレベルの塩素でなくても反応してしまいます。

 

●崎谷博征医師のfacebookより
『学校などで使用される消毒薬の危険性について』
米国疾病予防センター(CDC)は、今回の新型コロナウイルス感染症対策で学校に消毒薬の散布を求めています(『Cleaning, Disinfection, and Hand Hygiene in Schools – a Toolkit for School Administrators』 CDC,  Updated Sept. 8, 2020)。
使用にあたって米国環境保護局(U.S. Environmental Protection Agency (EPA))の推奨する消毒薬の約半数に、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなどの通称「第4級アンモニウム塩(quaternary ammonium compounds (QACs))」が含まれています。
この第4級アンモニウム塩(QACs)は、過去記事でもお伝えしたように、ウエットティッシュだけでなく、逆性石鹸、点眼液、コンタクト用液、液体消毒(病院に常備されている)、環境クロスなどに使用されています。
第4級アンモニウム塩(QACs)は、消毒薬の中でも、界面活性剤に分類されるもので、喘息などの呼吸器症状だけでなく、不妊の原因にもなります(JAMA. 2005 Jul 27;294(4):455-65)(BMJ Open. 2013; 3(9): e003568)(Reprod Toxicol. 2014 Dec; 50: 163–170)。
その他の消毒薬として、アルデヒド、アルコール、金属イオン、塩素系化合物などが新型コロナウイルス感染症で使用され、いずれも接触すると皮膚炎を引き起こします(Clin Dermatol. 2020 Oct 2 doi: 10.1016/j.clindermatol.2020.09.005)。
これらの消毒薬は皮膚や気管支・肺粘膜だけでなく、腸粘膜の体表にダメージを与えて、バリアを壊します。
この壊れたバリアから消毒薬や他の毒物が入ると、それだけで慢性炎症〜がんになります。
フェイクパンデミックの陰で、“消毒薬”と呼ばれる毒性物質に毎日晒されることになったことは、強制マスクと同様、健康に甚大な悪影響を与えています。
欧米では、毎日学校でこのような危険な消毒薬を散布するので、子供を学校に行かせないという賢明な判断ができる親がいます .
欧米のように強制でなくても、全員マスク着用の日本でも、賢明な判断ができる人間が存在することを祈るばかりです(^_−)−☆。

 


行政の対応


対策法として

当団体では、化学物質過敏症の方でも使える安全性の高い消毒液を会場に準備しています。

どうしても消毒液を使用したい方は、会場入口の消毒薬は使わずに、当団体の会場に来てから消毒をして頂けるよう、ご協力をお願いいたします。

空気清浄機を使用したり、におい消しをしたりとい当団体の努力と、

香料の自粛にご協力を頂いて参加者のご協力を頂いておりますが、

このようなご協力にもお願いしたいと思います。

 

また、行政をはじめ企業や医療機関や教育機関などでは、このような口に入れても問題のないような安全性の高い消毒液のご使用にご協力を頂きたいと願っております。

ご興味のある方は資料とサンプルを差し上げます。

 

安全性の高い消毒液の適正使用にご協力をお願いいたします。

 

新型肺炎消毒に洗剤有効 国立感染研が実験
 2003年から既に分かっていたようです。

 

 


この様な病気はご存知ですか?

 

化学物質過敏症ではありませんが・・・


薬によって発症する
『スティーブンスジョンソン症候群』
薬によって全身に水疱が出来る病気です。

消毒薬を使っている方
安易に薬に手を出す方
薬物中毒になっている方
など・・・
本当に必要なのか?
それが無かったら命に関わるのか?
考えて欲しいです。

特に、医療関係者は薬が大好きな人が多いです。
そして、内服薬以外の塗布薬や点眼薬や貼付薬などは副作用が出ないと言っている看護師が多い事は残念です・・・。
さらに残念なのは、副作用が皮膚症状だけだと思っている看護師もいました。
化学物質過敏症の場合は、パッチテストでは何の反応も無くて、実際に使うと恐ろしい症状に苦しめられる人もいます。

 

消毒薬の多用によっては、このようなリスクもあるという事も考えてみてください。

もし、お子さんがこの様になってしまったら・・・?


https://www.nanbyou.or.jp/entry/4074?fbclid=IwAR2lEY1L_ZDFHjWcoVzoz59Xbkf39DkWLRZDEjo_43ReOXd59XvO-jiCeMg

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/17-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E9%81%8E%E6%95%8F%E7%97%87%E3%81%A8%E7%82%8E%E7%97%87%E6%80%A7%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%96%BE%E6%82%A3/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4-sjs-%E3%81%A8%E4%B8%AD%E6%AF%92%E6%80%A7%E8%A1%A8%E7%9A%AE%E5%A3%8A%E6%AD%BB%E8%9E%8D%E8%A7%A3%E7%97%87-ten?fbclid=IwAR1L2Dtgm2UPnZZZtui3Q9boreVvCVP7KHKyWEUh3xzC1ZoqVIGhhzbwUfo

https://www.shouman.jp/disease/details_next/14_09_014/?fbclid=IwAR0VcYVIWI2gmnFSB1T_ZzDCMUYTr5gvYEKQNFswDyZAHvasZjIj6TRN6gQ